2008-05-07

空の上から

5月4日午後3時20分 母方の祖父が永眠しました。
明治生まれの97歳。
子供4人・孫5人・ひ孫9人をこの世に授け、微笑むかのように眠っていきました。

生粋の晴れ男の最後らしく、5日の大雨時でも家から葬儀場へ向かう出発の時には雨がピタリと止み、車が角を曲がっていったら再び土砂降り。
棺を運び出し、見送る子供・孫・ひ孫たちを濡らせたくなかったんだよね、ありがとう、爺さん。

大工として一家を支え続けた頑固な職人気質を持った日本男児でした。
自分は祖父が大工をしている姿を見たことは無かったけれど、建築を志す血はきっと爺さんから受け継いだものなんでしょう。
空の上から見守ってくれる爺さんに恥じぬよう、これからも真面目に取り組んでいきます。

自分は至って無宗教なのですが、告別式の最後に住職からの説法で深く心に染みた言葉がありました。
『「息を引き取る」という言葉の解釈』
「故人が息を止める」のではなく、「息(故人の命)を残された者たちで引き取る」と考えてみてはいかがでしょうか、と。
なにかこの短い言葉で、悲しい気持から前向きになれたような気がしました。
引き取った命を悔いの残らぬよう全うし、次の世代へ残していかねばね。

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