2008-10-20

上京建築行脚-3 横浜トリエンナーレ編



横浜に来た目的は『横浜トリエンナーレ』というイベント内で行われていた『イエノイエ』という展示会。
(これがAM10:00から始まるので、それまでウロウロと歩き回ってたってわけ。)

展示会の内容は若手建築家の作品を1/1モデルで作成し、その中に多くのデザイナーのスタディモデルを配置しましょう、というもの。
このような展示会の楽しみ方は、展示物の善し悪しを見るのではなくて、「こういう考え方もあるんだ~」と新鮮な気持ちで見ることだと思うのです。
自分と同じ年代の人たちがどんな事を考え、想像してるのかが分かって面白い。
よしっ、自分も!と思うのだけれど、日々の実務に追われて、こういったイベントには参加しずらいのが現状なんだよね。。。まだまだ頑張らなければ。


ただ、残念に思ったのがこれ。

日本の展示会って、撮影ダメ、触っちゃダメ、あれもダメこれもダメって、見る側への制約が多い気がする。
そりゃ展示物を壊したりしたら本末転倒だけれど、特に建築物の展示で撮影禁止ってねぇ。。。じゃナゼ1/1で作ったんだ?

以前、世界中を巡回している椅子の展示会に行ったら、椅子たちはロープの向こう側に鎮座していた。
ちょっとでも手を伸ばそうもんなら、係員が飛んできて注意してくる始末。
でもね。デザインした人たちは間違いなく、手触りや座り心地まで考えているはず。実際に触って座ってみなきゃ分からないじゃん。
絵画と椅子を同じ扱いをするのって当たり前なの?
会場で流されていた海外展覧時の映像には、大人も子供も当たり前のように触って座って感触を確かめている姿が映し出されてた。
これって日本の主催者側の文化意識が低いからなのか。。。その映像を見て疑問を感じ無かったのかなぁ。

そもそも、建築の設計士はすぐに素材の感触を確かめるのに触ったりコツコツと指先で叩いたりするので、どこに行ってもすぐに「あ、あの人は設計士だ」と分かってしまう(笑)


さて、次回は横浜番外編をお送りして、東京編へと続きます~。

2 件のコメント:

Jin さんのコメント...

主催者側の文化意識の低さってのも、多少はあるとは思いますが、
見る側のモラルとかマナーって奴のレベルが相当下がっているんじゃないかと、
人様に物を見て貰う事を生業としている者の端くれとして感じる事が、
最近結構多いです。
「公共の物だろうがなんだろうが、自分のしたいようにする」的な行動をする輩
の率がどんどん上昇中って感じます。
そんな輩への防衛策を講じておかないと、人様から何かをお借りしての展示なんて、
怖くて出来やしないってのが最近の状況です。
(この展示会の来客のレベルは、そんな風じゃないと思いますが・・・)
何とも悲しい世の中です。

なんて、ちょっと自分の言い訳ぽかったですが、
とは言え、写真位は許して欲しいですよねぇ。

Haraken さんのコメント...

Jinさん、貴重なご意見有り難うございます。
確かに、見る側のマナーの悪さ・モラルの低さも要因の一つですね。
公衆の場でも我が家のように振る舞う大人が目に付くようになりました。
なんだか『TPO』っていう単語を最近聞かなくなった気がします。

「人のふり見て我がふり直せ」を肝に銘じて、子供たちにもきちんと教えてやらなければ、です。

でもやっぱり椅子の展示会では椅子に座らせて欲しい。。。