2008-07-22

美徳?それとも常識?


『敷居は踏むべからず』
まず敷居って何かはもちろん御存知ですよね?
襖(ふすま)をはじめとする引き戸を支える溝が入った木材の事です。
ちなみに建具の下にあるのが「敷居」、上にあるのが「鴨居」といいます。

古来から、日本では「敷居を踏むのは父親の顔を踏むのと一緒だ!」と、踏まないように教えられてきました。
おそらくは日本の伝統家屋では玄関扉は引き違いが多く、その家の顔である玄関の敷居を踏むということは、家長の顔を踏むということを意味したんでしょうね。

ところが昨今、この常識は薄れてきているように思います。
ひどい話、現場で若い職人が平気で踏みながら作業していることも。
(自分の現場で目撃した時は、強く説教します)
最低でも、建築に関わっている人間なら守らなければならない常識の一つだと思うのですが。
自分なんか、自動ドアのレールでさえ踏めません(笑)

もし今、建築中のお施主さんでこのblogを見て下さってる方がいたら(いるのか?)、担当の設計士・現場監督・職人・営業マンの足下をよく見ることをお薦めします。
平気で敷居を踏んでるようでしたら、残念ながらその方は建築好きではないかもしれませんね。

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